光る看板文字｜樹脂文字の未来を垣間見る

会社が提携している中国の工場を定期訪問していますが、依頼していた樹脂文字サンプルも製作中でしたので実際に確認してきました。モノづくりの情熱が高く毎回驚かされますが、品質もコストも兼ね備えた中国の工場の実力を目の当たりにしましたので、樹脂文字の未来も含めてお話しさせていただきます。

樹脂文字のクオリティー：日本と中国の差

かつては「日本製こそが最高」と信じて疑わなかった時代がありました。しかし近年の中国製品は、コストだけではなくクオリティーも高いレベルに達している業社が増えています。中国の上位10％はコストは必然、クオリティーも日本製品同等の仕上がりに達しております。皆さんもご存じの通り、10年前と今では韓国製品含め海外製品が多く流通する時代になりました。

話しは戻り今回は、私たちが依頼した樹脂文字サンプルの完成度の高さに満足したのでご紹介します。中国は欧州市場向けに作られた製品が多く、デザインや仕上がりが非常に洗練されています。
「これが本当に中国製？」と目を疑うほどです。

コスト面での圧倒的な優位性

中国が「世界の工場」として君臨している理由の一つが、コストの圧倒的な優位性にあります。アクリルや樹脂などの原料である石油など資源が豊富に揃うだけでなく、経済特区などは国の援助で大規模な設備投資が可能なため、生産原価が低いのです。これに対し日本の工場は、大手メーカーより仕入れるのでスケールやコストの面で、どうしても中国には敵わない部分があります。

今回の樹脂文字とメッキ樹脂切り文字サンプルは、欧州向けに販売する分が丁度あるため同じ商品で依頼しました。話しは聞いていましたが、今まで1.000台以上製作しており、しかも即完売・・・
量産で製作する場合でも、決して無駄を出さない。量産とはいえ、受注管理が徹底されているので無駄が無いのです。

好感を持てる中国のモノづくり

単なる「安さ」を追求するのではなく、上位10％の会社は品質を重視した製品づくりに真剣に取り組んでいる姿勢です。工場のスタッフと直接話をする中で、「自分たちの製品が世界中で使われる」という強い熱意を感じました。競争の激しい中国では競争に負けた会社が10年前後で無くなるのはザラ。スタッフの熱意が伝わり非常に好感を覚えました。

未来を見据えたパートナーシップ

注文時のコストは、重要な決定要素の一つになります。当社の中国人スタッフだけではなく、生産管理部と営業スタッフが徹底された管理体制のもと、お客様へ提供できるように中国に複数の資材関係、製作工場の提携会社がございます。

当社製品の8割は自社工場で製作しております。当社2Fにある展示場と工場で商品のクオリティーをぜひご確認してください。

樹脂文字のような小さなタイプは、最新設備と資材原価、輸送コストなど中国にはかなわない部分がございます。モノづくりを続けていくには、中国工場との提携を通じて、コストと品質のバランスを考量するのが大切だと感じました。

当社では、海外製品に不安をお持ちの方に向けて、樹脂文字などの製品に関して、国内製品のAと海外製品のBの2種類をご提案することも可能です。どちらの製品も厳格な品質管理を行い検査しておりますので、安心してご相談ください、品質だけではなく、コスパ最高の商品もご提供させていただきます。