メッキ文字やサインの製作事例ご紹介します。

看板業界において、高級感や重厚感を演出するために欠かせないのがメッキ文字です。特に、企業のエントランスやピクトサイン、ホテルのサインなどで多く見られます。
メッキ文字の種類や製作事例をご紹介しながら、導入を検討されている方のヒントになれば幸いです。

ここからの目次

メッキ文字とは?

メッキ文字とは、金属や樹脂の表面にメッキ加工を施した立体的な文字のことです。高級感があり、耐久性が高いため、ワンランク上のサインに使用されています。金属素材の表面処理として行うのが一般的ですが、樹脂素材などの非金属に対しても行うことができます。

メッキ文字の主な種類

  1. ステンレスメッキ文字
    • 錆びにくく、耐久性に優れている。
    • ゴールドメッキやヘアライン加工など、仕上げの種類が豊富。
  2. 真鍮メッキ文字
    • 独特の重厚感とクラシックな雰囲気が特徴。
    • 経年変化で風合いが増し、高級感を維持。
  3. アルミメッキ文字
    • 軽量で施工しやすく、比較的コストを抑えられる。
    • 光沢のある仕上がりが可能で、屋内外で活躍。
  4. 樹脂メッキ文字
    • 軽量でデザインの自由度が比較的高い。
    • クロムメッキで金属文字のような効果を発揮します

メッキ文字のメリット

最大の魅力は、高級感。その美しい輝きを放つメッキ仕上げが、通常のサインよりもワンランク上の印象を与えます。さらに、金属や樹脂の表面にメッキ加工を施すことで、耐久性が向上し、美しい状態を長期間キープ。デザインの自由度も高く、メッキの種類や加工方法を工夫することで、個性あふれる仕上がりが実現できます。さらに、耐候性の高い素材を選べば、屋内はもちろん屋外でも長く使用可能です。

【製作現場レポート】メッキ仕上げサインができるまで!

高級感と耐久性を兼ね備えたメッキ仕上げのサイン。
その美しい輝きの裏には、職人の技術と手間が詰まっています!
今回は、メッキ仕上げサインの製作手順を現場目線でご紹介します

素材のカット・加工

金属でも山形文字やR型などの立体的な文字が製作可能です。レーザー加工機を使って削り出すことで、今では樹脂文字と同じような多様なデザインの製作ができます。


ポイント!

  • 精密なカットで仕上がりの美しさが決まる!
  • 文字のエッジがシャープだとメッキが映える!

研磨・下地処理

メッキの仕上がりを左右するのが、下地処理、メッキを施す前にピカピカに仕上げます。
表面をバフで磨き上げ、凹凸をなくします。この工程が甘いと、メッキ後にムラが出るため超重要!

ポイント!

  • 鏡面仕上げを目指して研磨!
  • 下地の滑らかさ=メッキの美しさ

まだメッキ前ですが研磨作業ですでにピカピカ!

メッキ加工

いよいよメッキ工程!
メッキ処理には電気メッキ・真空蒸着・スパッタリングなどの方法があります。
金属の輝きを最大限に引き出すため、素材や用途に合わせて最適な方法を選びます。

ポイント!

  • 電気メッキ:耐久性抜群!(主に金属)
  • 真空蒸着:薄く均一な仕上がり(樹脂もOK)
  • スパッタリング:超高級仕上げ向け

仕上げ・コーティング

メッキが完了したら、クリアコーティングを施し、耐久性をUP!
特に屋外用は、紫外線や雨風の影響を受けるため、防錆・防汚加工も重要です。

ポイント!

  • 指紋や汚れがつきにくいコーティングも施します!

メッキ文字の製作納期はどのくらい?

メッキ文字の納期は、デザイン・素材・加工方法によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

標準的な納期

約2〜3週間

これは、通常の金属文字や樹脂文字に比べて、メッキ加工には研磨・下地処理・メッキ処理・仕上げといった工程が増えるため、少し時間がかかります!

まとめ:美しいメッキサインの裏には職人の技あり!

メッキ仕上げのサインは、ただ光沢があるだけじゃない!
素材選び・研磨・メッキ・コーティングと、細かい工程を経て仕上がります。
「美しいものには手間がかかる」とはまさにこのこと!

サインの仕上がりにこだわるなら、ぜひ職人技が光るメッキ加工を取り入れてみてください

私たちLABORIでは、チャンネル文字から高級感あふれるメッキ文字まで、幅広いサイン製作を承っております。小さなご要望でもまずはお気軽にご相談ください。

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