チャンネル文字内照式、アクリル成形とレイヤー樹脂文字|どちらを選ぶべき?

店舗や企業の顔ともいえる「チャンネル文字(立体文字)」。特に内照式チャンネル文字は、屋内でもしっかり視認性を確保でき、お店の認知度向上に大きく貢献します。しかし、一口に内照式といっても、「アクリル成形」と「レイヤー樹脂文字」という2つの主要なタイプがあります。どちらも、樹脂文字では製作できない厚み約50mm前後が必要な場合でも製作できるのが最大のメリットで、側面も光る文字です。

それぞれの特徴を理解し、自社の用途やデザインに最適な選択をしましょう。

ここからの目次

レイヤー樹脂文字とは?

特徴

レイヤー樹脂文字は、文字専用の最新の3dプリンターで樹脂素材を層状に重ねて構成する方法で、乳半アクリルより白く、光を透過・拡散させる素材を使用しています。下の方は若干積層が見えます。

メリット

  • コストパフォーマンスが良い:アクリル成形に比べて2.3割安価。
  • 制作期間が短い:半自動の3dプリンターで積層構造のため、加工がスムーズで早い
  • デザインの調整がしやすい:多彩な形状が製作可能

デメリット

  • 耐久性:最新技術の為、紫外線や風雨など未知
  • 強度:多層構造のため、アクリル3mmの曲げ加工より劣る。

アクリル成形チャンネル文字とは?

特徴

アクリル成形チャンネル文字は、正面のアクリル切り板に、側面のアクリル板を熱成形して曲げ、正面と側面はアクリル用の接着剤で固定します。立体的に加工した昔ながらの製作手法。

メリット

  • 発光性:光を均一に拡散し、ムラのない発光。
  • 耐久性が高い:紫外線などにも比較的強い
  • 強度:アクリル3ミリの曲げ加工の為、比較的強度は高い

デメリット

  • コストが高め:成形加工に手間がかかるため、初期費用が高い。
  • 透明度:レイヤー文字と比較するとアクリルは光の透過率が低い。

3. どちらを選ぶべき?

左がアクリル成形文字、右がレイヤー樹脂文字。点灯前と点灯後を比較しました。

比較項目アクリル成形レイヤー樹脂文字
価格高め比較的安価
デザイン自由度中程度高い
発光の美しさムラのない均一な光光を透過・拡散させる素材を使用
耐久性高い中程度
製作期間長め短め
適した用途側面が光るデザイン性重視の看板コストを抑えた看板、多彩なデザインの店舗用

奇麗に発光するのはレイヤー文字ですが、正直なところ、どちらも単体で見れば見分けがつかないほどの高いクオリティです。細部の仕上がりや発光の美しさも優れており、実際に比較してみないと違いが分かりにくいほどの仕上げで作られています。

選び方のポイント

デザイン性を最優先 → レイヤー樹脂文字がおすすめ
コストを抑えつつ、オシャレな光る文字を製作したい → レイヤー樹脂文字が最適
短納期で導入したい → レイヤー樹脂文字が最適
耐久性のある文字が優先 → アクリル成形が最適
強度優先→アクリル成形が最適

まとめ

アクリル成形チャンネル文字とレイヤー樹脂文字、それぞれにメリット・デメリットがあります。デザインの自由度や発光の美しさを重視するならレイヤー樹脂文字、耐久性と強度を考慮するならアクリル成形文字文字が適しています。

「どちらが良いか?」ではなく、「どの用途に適しているか?」が重要です。

お客様の要望や予算に合わせて最適なチャンネル文字を選んでください。
私たちラボリでは、お客様のニーズに合った最適なチャンネル文字をご提案いたします!

チャンネル文字の製作・導入をご検討中なら、お気軽にご相談ください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
ここからの目次