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店舗やオフィスの看板で、立体的に浮かび上がるような文字を見かけたことはありませんか?
それが「箱文字(はこもじ)」と呼ばれる立体文字です。
実は「箱文字」に明確な決まりはなく、照明が入っていても「箱文字」と呼ばれることがあります。
ただ、私たち看板文字専門工房ラボリでは、区別しやすいように次のように分類しています。
今回は、光らなくてもしっかり目立つ「無照式の箱文字」に絞って、その特徴や種類、取り付け方法、費用感などをご紹介します。
日々、さまざまな文字を手がけているラボリだからこそわかる、情報をお届けします!
どちらも「箱文字」と呼ばれることがありますが、今回は照明のない無照式タイプが主役です。
無照式箱文字:照明なし。
内照式箱文字(チャンネル文字):正面発光、背部発光
SUS(ステンレス)切り文字や、シートなどの「切り文字」は、立体感があまりないのが特徴です。
一方で箱文字は厚みがあり、遠くからでもしっかりと視認でき、重厚感も出ます。
ラボリでも「昼間をメインにビジュル重視」「照明まではいらないけど、しっかり見せたい」というご相談では、無照式の箱文字をご提案することが多いです。
SUS(ステンレス)切り文字
ラボリでも施工の安定性・スピード・仕上がりの綺麗さから一番よく採用するのがこの方法です。
文字の裏に底板をつけて、プレートごと取り付けるスタイルで、壁面にもズレなく設置できます。
現場作業が少なく、雨だれを防ぎたい場合や、より立体感を出したい浮かし付けなどの仕上がりも安定しやすいので、「見た目を大事にしたい」方にぴったりです。
底板が付いたタイプで、箱文字の構造はお弁当箱のようになっていることから、“弁当箱式”とも呼ばれます。
文字の内側に短いアングルピースを仕込み、ビスで取り付ける方法です。材料費は安いですが、設置に時間がかかるのが難点。
ラボリでは「人件費がかえって高くついてしまうケースもあるので注意が必要です」とご説明しています。
浮かし付けになると尚更なので、壁に直付けする場合のみの仕様になります。
文字の背面にボルトを出して、壁に差し込む方式。
文字高さ200mm前後の文字であれば、製作も取り付けも手軽で費用も抑えられます。
案内板や屋内サインなどに向いていて、ラボリでもよく使う手法の一つです。
底板がなく、文字の裏から直接ボルトが出ているタイプです。施工時は、壁にボルト用の穴をあけ、接着剤(ボンド)を併用して差し込み、しっかりと固定します。
重厚感と高級感を求めるなら、ステンレス(SUS)製が定番です。
ヘアライン仕上げ、鏡面仕上げなど、バイブレーションなど表面仕上げでも雰囲気が大きく変わります。
ラボリでも屋外設置や企業ロゴ看板にはよくおすすめしています。
アルミは軽量な素材が長所ですが加工が難しく、結果高額になるのでサインの素材としては敬遠されています
フランチャイズ店も看板などの量産品は外国製品で使用する場合もあります、ラボリではコストを考えるとアルミ製の箱文字は進めておりません。
アクリルは色のバリエーションが豊富で、柔らかく明るい印象に仕上がる素材です。
特に屋内のサインや装飾切り文字としては人気があります。
ただし、ひとつ気をつけたいのが、「アクリル=安い」と思われがちですが、箱文字として立体に加工する場合は意外と手間がかかり、割高になる点です。
切り文字としてのアクリルは安価ですが、箱文字となると接着や曲げなどが難しく、製作に時間がかかります。
そのため、最近では3Dプリンターを使ったレイヤー構造の文字が人気です。積層で立体感を出しながら、コストも抑えられる方法として、ラボリでも問い合わせが増えています。
インテリアサインやイベント、展示会などにはぴったりです。樹脂なので伸縮が少ない屋内向きが多く使用されます、屋外で使用する場合は事前に専門業者へサイズや仕様をご相談ください。
塗装やシート貼りなどの仕上げ、文字の書体により増額しますので、文字高さ200ミリとして、10文字程度の場合として一つの目安とさせていただきます
大きさや文字数によって変わりますが、内照式(LED入り)に比べて手頃な価格で導入できます。
取付場所の高さや外壁材により変動しますので、あくまでも副資材や経費除いた取付費の目安です
文字高さ200ミリとして、10文字程度の場合とします
ラボリでは現場条件をふまえて最適な取り付け方法をご提案しています。
「文字数は多いけど予算が限られてる…」
そんな時は、素材や取り付け方法の工夫でコストを調整可能です。お気軽にご相談ください。
カルプは発泡素材で軽く、コストも抑えられます。
ただ屋外では、どうしても耐久性による劣化の速さや見た目の重厚感は箱文字にはかないません。
ラボリでは、屋内や予算優先ならカルプ、高級感や屋外での長期使用を考えるなら箱文字をおすすめしています。
カルプ文字はルーター切断機でカットして作るため、製作スピードが早く、コストも抑えられます。
シート文字は壁に直接貼るだけのフラットな仕上がり。
ガラス貼りやサインパネルなどイベントや短期装飾にも向いていますが、印象としては控えめです。
箱文字なら、視認性・存在感ともにアップします。
夜も目立たせたいならLED入りのチャンネル文字が有効ですが、照明を入れる分、価格も上がります。
昼間の営業がメインなら、無照式の箱文字で十分魅せられます。
箱文字は、同じデザインでも「厚み」次第でガラッと印象が変わるのが面白いところです。
立体感が強くなる分、見る人に与えるインパクトも変わってきます。
ちなみに、製作コストについては厚みが50ミリ前後であれば、極端な差は出にくいのが実情です。
ラボリでも、「このくらいの厚みなら、価格を気にせず見た目のバランス重視で選んで大丈夫ですよ」とお伝えしています。
設置場所や文字サイズに合わせて最適な厚みをご提案しています、ここでは厚みの目安や選び方のコツをご紹介します。
無照式の箱文字では、30mm〜50mm程度の厚みがスタンダードです。
この厚みであれば、遠目からもしっかり立体感が伝わり、屋外でも見映えが良くなります。
文字の幅や高さがある程度ある中型サイズ(例:高さ500mm前後)であれば、文字高さの約10%(=50mm前後)を目安にすると、バランス良く仕上がることが多いです。
この比率を基準として設置場所の高さや、書体により選択するのが良いと思います。
厚みを60mm以上にすると、さらに存在感が出て、重厚で堂々とした印象になります。
高級感を出したい企業ロゴや、2F以上のファサードサインなどに向いています。
ただし、厚みが増えると文字自体の重さも増し、施工時の手間や壁への負担も大きくなるため、設置場所や素材とのバランスが大切です。
ラボリでは、現場状況を見ながら無理のない厚み設計をご提案しています。
高さ200mm以下の小型文字の場合、厚みは20mm前後程度に抑えるのがおすすめです。
小さい文字に厚みを持たせすぎると、重たく見えてしまったり、バランスが崩れて不自然な印象になることも。
小型の箱文字は、厚みを抑えてスッキリ見せることが多くなります。
見やすさはもちろん、デザインとしてのバランスも大切なので小型文字ではスマートにバランスを考えた厚み選びがポイントです。
照明が入っていない「無照式の箱文字」は、シンプルながらも立体的な存在感があり、素材や取り付け方法によってコストも調整しやすいのが魅力です。
「照明まではいらないけど、きちんと見せたい」そんなときに、箱文字は頼れる存在になります。
仕様に迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
私たちラボリにお気軽にご相談ください!