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お店の顔ともいえる「切り文字サイン」。その中でも、平面に貼るだけじゃない立体感ある表現ができる「切り文字」は、見た目の印象を大きく左右します。でも、ひとくちに切り文字といっても、種類や素材、価格帯や適した場所がいろいろあるんです。この記事では、看板文字専門工房「ラボリ」がわかりやすく解説していきます!
カルプとはウレタン樹脂を発泡させたカルプ素材。軽量で加工もしやすく、文字の厚みも出せるため立体感が魅力です。塗装やシート貼りにも対応可能で、カラーも多彩。屋外でも使えますが、直射日光や高温多湿には注意が必要。リーズナブルながら高見えするので、店舗看板でよく使われています。厚みは10mm、15mm、20mm、30mm、50mmの厚みが選べます。
芯材に樹脂を使い、両面にアルミを貼り合わせた板で作る厚み3mmのタイプ。軽量かつ強度も高く、比較的大きなサイズの切り文字に最適です。建物の高所や看板枠に設置する際にも使いやすく、屋外耐久性も優秀。コストパフォーマンスにも優れています。
高級感を演出するならステンレス。特に「鏡面仕上げ」や「ヘアライン仕上げ」は、ホテル・レストランなど上質な空間での定番です、他にもメッキなどもあり耐候性・耐久性ともに抜群で、長期間劣化しにくいのもポイント。ただし価格はやや高めなので、設置場所とのバランスを考えて選びましょう。厚みは3mmと5mmが多く使用されます
透明感と光沢感があり、洗練された印象を与えるアクリル。カラーアクリルや透明アクリルなど、バリエーションも豊富です。形状も角を斜めカットやRカットなど多彩に製作できます。特にガラス面への貼り付けや、屋内でのサインに向いています。小型でもしっかり存在感があり、レーザー加工できれいな仕上がりになります。厚みは3mmと5mmが多く使用され、8mmや10mmもあり、重ね貼りすることで更にデザイン要素が高くなります。
最もシンプルで手軽なのがカッティングシートを使った切り文字。ガラスや壁面、ドアなどに直接貼れるため、デザイン性とコストのバランスが良いです。屋内用・屋外用でシートの種類も選べ、短納期にも対応しやすいのが魅力です。
紫外線や雨風にさらされる屋外設置では、素材選びが重要。SUS以外の素材はUVカット仕様のシートを使うことで色あせや腐食を防げます。フッ素塗装など耐候性の高い仕上げなどもご提案しています。
特にカルプやアクリルは、素材の強度が低い為、施工が甘いと剥がれや落下のリスクが出てきます。接着剤の選定や設置面の処理が重要で崇徳に文字が細く小さくなる場合は接着剤だけでは直ぐ剥がれてしまいます、ピンやボルトが必要になるので専門業者の施工が推奨されます。製作する場合に現地の状況に応じた最適な固定方法で製作してください。
取付事例:アクリル3mmピクトサイン
切り文字は小型のものが多く、設置場所の高さや背景色とのバランスが重要。影が落ちて見えにくくならないよう、色のコントラストや照明設計も工夫します。夜間はバックライトと組み合わせると一気に視認性がアップします。
カルプの厚みは20mmを使用し、正面はマットブラックのシート仕上げで、光の反射を抑えて落ち着いた雰囲気に。取り付けは両面テープと接着剤を併用し、ロゴマークは少し大きいのでピン立て加工でしっかり固定
切り文字の価格は、素材とサイズで大きく変わります。文字高さ200ミリの場合の目安としては以下の通りです。
切り文字は仕上げのシート貼りや塗装だけではなく、ピン出し、ボルト出しなどの取付方法によっても金額が変わります、あくまで目安として比較します。
・カルプ文字20mm:1文字あたり¥3,000〜
・アルミ複合板3mm:¥1,500〜
・SUS切り文字3mm:¥5,000〜
・アクリル3mm:¥2,000〜
・シート文字:¥800〜
シート切り文字やアルミ複合板は比較的早く、3〜5営業日で対応可能です。ステンレスやアクリル加工品は、デザインや仕上げによって2週間程度見ておくと安心です。ラボリでは急ぎの案件もできる限り対応しています。
切り文字は「どの素材がどこに合うか」で印象も耐久性も大きく変わります。
ガラス面にはシート切り文字が映えます。外光を活かしつつ、フラットで自由なデザインで仕上がるため、店舗の入り口ドアやショーウィンドウによく使われます。
屋内のサインやディスプレイにはアクリル切り文字がぴったり。透明感があり、照明と組み合わせることで、スタイリッシュで洗練された空間演出が可能です。
一方、屋外の目線以上の高さの壁面には、軽くてしっかりしたアルミ複合板切り文字が主力、小口が少し汚いので目線ではあまり使用されません。特に大きめの文字や高所に設置する場合は、強度がありつつ施工性にも優れたアルミ複合板がよく選ばれます。
カルプは厚みにバリエーションがあり、しっかり立体感を出せるのが魅力です。軽くて扱いやすいので、屋内の壁面サインやディスプレイなどによく使われています。もちろん屋外でも使えますが、強い直射日光や雨風が当たる場所では、他の素材に比べて耐久性が劣るのが弱点。設置場所に応じて、正面はシート貼りなどの工夫をするのが安心です。
ホテルやオフィスビルなど、品のあるイメージを求められる場所では、SUS(ステンレス)切り文字がオススメ。鏡面やヘアライン仕上げで重厚感を演出できます。また、耐候性・耐熱性の高い素材なので長持ちするサインになります。
カルプはボリューム感、アクリルは透明感、SUSは高級感、シートはシンプルでシャープな印象。それぞれの質感が、見る人の印象に大きく影響します。ターゲット層やブランドイメージに合わせて選びましょう。
耐久性の高さで言えば、やっぱり一番はSUS(ステンレス)です。雨風や直射日光にも強く、長年屋外に設置してもサビにくく、変色もしにくいのが大きなメリット。メンテナンスもほぼ不要で、10年以上そのまま使われているケースもあります。
その次に耐久性があるのがアルミ複合板。軽量なのに強度があり、外壁看板や高所設置にもよく使われています。コストを抑えながらも、ある程度の耐候性を保ちたいという場合にぴったりです。アクリルも屋内では長持ちしますが、屋外では日焼けやひび割れが起きることがあるため、設置環境に注意が必要です。
カルプやカッティングシートは、コストは抑えられますが、屋外に長く置くと劣化しやすいのが正直なところ。とくに直射日光や雨ざらしになる場所では、色あせや反りが出てくることがあります。
屋外での長期使用を考えている場合は、最初から耐久性の高い素材(SUSやアルミ複合板)を選んでおくと、後々の修理コストや手間も減らせておすすめです。紫外線の届かない屋内で有ればどの素材も耐久性の心配は不要です。取付
シートやアルミ複合板は、とにかく軽くて扱いやすいのが特長です。設置作業もシンプルで、ベテランでなくても比較的スムーズに作業できます。その分、現場での取り付け時間も短く済むので、コストにも影響します。
一方で、SUS(ステンレス)の切り文字は、重量があり、取り扱いにも注意が必要。鏡面やヘアライン仕上げの場合、少しの傷でも目立ってしまうので、施工時は細心の注意を払います。取り付けの際の位置合わせや固定方法にもコツが必要で、技術と経験のある職人が対応するのが安心です。
透明感や光の反射を活かしたいならアクリル。ロゴや色味も再現しやすく、デザイナーからの人気も高い素材です。
シート文字やアルミ複合板が最有力。量産にも向いており、飲食店や物販店の外観看板にもピッタリ。
迷わずステンレス。高価格帯でも信頼性と品格を兼ね備えています。メッキ加工でさらに高級感UPも可能。
オフィスのカフェテリアに、会社ロゴをさりげなく設置。3mm厚のアクリル切り文字。主張しすぎず上品でスマートな印象に仕上がります。少しの立体感が出てとてもスタイリッシュな印象に仕上がりました。女性客の多い業種では、アクリルの質感が好評です。
真鍮メッキ仕上げの切り文字サイン。素材はSUS(ステンレス)をベースにし、その上に真鍮風のメッキ加工を施すことで、錆びにくさと高級感の両立を図りました。さらに文字を壁から15mm浮かせて取り付ける“浮かして取付、店舗の格式ある外観にぴったりの、品格と存在感を兼ね備えたサインとなりました。
結婚式場のエントランスサインに高級感のあるSUS(ステンレス)切り文字の鏡面仕上げ。石材壁の上に浮かせて設置し、施工も慎重に行い、細かな傷がつかないよう全面保護フィルムを使って対応しました。
切り文字サインは素材ごとの特性を知ることで、もっと効果的な看板表現ができます。私たちラボリでは、素材選定からデザインまでトータルでサポート。あなたのお店のサイン作りをお手伝いします
切り文字サインのことなら、ぜひ私たち看板文字専門工房「ラボリ」までお気軽にご相談ください!